Journalサロンだより

開店前に、最初のお客様の動きを一度たどる

入店、相談、施術準備、会計を担当ごとにたどる開店前の練習。希望が変わる場面と引き継ぎを試し、サービスの方向を具体的な動作につなげます。

資料を広げた打ち合わせ
資料を広げた打ち合わせ
この記事のポイント
  1. サービス範囲を決める

  2. 動線を歩く

  3. 引き継ぎを試す

  4. 未解決を残す

提供したいサービスを、具体的な目標に

たとえば、「提案の違いが分かってからメニューを選べる」という目標を一つ決めます。色見本はどこにあり、座った位置から見やすいか。説明する人が必要な材料をすぐ取れるか。環境を目標に合わせて見直せます。

ブランドの方向は、こうした細部にも表れます。落ち着いて過ごしてもらうなら相談と準備のつながりを、通いやすさを大切にするなら入口、席、連絡方法を考えます。

入店から退店まで、役割ごとに試す

一人がお客様役になり、ほかの人は担当に沿って動きます。まだ整理し切れていない希望を持って入口から入り、案内、相談、準備、終了の説明を順に体験します。

横にスクロールして表をご覧いただけます。

場面練習すること次の動作を受け取る人
入店用件を聞き、席へ案内する受付担当と、忙しいときに入る人
相談提案を見せ、希望を聞くメニューと条件を説明できる人
準備用具を取り、次の予定を伝える実際にその工程を担当する人
終了仕上がりを見る、注意事項を伝える、会計する残った問いに対応する人

練習用チップや道具で一通り動けます。止まったら、物の場所、説明の言葉、次の担当のどこでつながりにくくなったかを見ます。

途中の変更も、一つ入れる

次の回は、お客様役から「デザインを追加したい」と伝えてもらいます。受付はどう返答し、誰が材料、時間、料金を見て、次の担当へどう伝えるか。変更が入ると、確認する順序も見えてきます。

迷ったときは、「必要なお時間と料金を確認いたしますので、少々お待ちください」と伝えられます。お客様には対応している内容を、チームには予定を整える時間を共有できます。

大まかな反省を、できる動作に変える

「連携が悪かった」を、「相談のあと、追加デザインが次の担当に伝わらなかった」と言い換えます。誰が選択を復唱し、どこで引き継ぎ、次の回でどう試すかを決めやすくなります。

一つの課題に、担当と次の動作を決めます。物を移すこと、説明を加えること、動作を練習することを分けると、それぞれ進められます。

同じ経路でもう一度試す

入店、相談、準備、終了を同じ順番でたどり、前回止まった場所がどう変わったかを見ます。お客様役を交代すると、チームには慣れた場所でも初訪問者には分かりにくいところに気づけます。

空間、人員、サービスの流れを一緒に考える。一回ごとに具体的な課題を解決すると、開店前の分担も明確になります。

関連記事

読みもの一覧へ